【2026年最新】法人向けファクタリング会社おすすめ比較10選|あなたの会社に合った1社が見つかる

最終更新日:2026年3月24日 / 執筆:八木 健介(元都市銀行法人営業・資金繰りナビ運営)

「どこに申し込めばいいのか分からない」を今日終わらせる

月末の支払い日が近づくと、胃が重くなる感覚。私が銀行の法人営業をしていた頃、そんな表情の経営者を何人も見てきました。銀行融資は審査に2〜3週間かかり、断られることも珍しくありません。もっと速い手段はないか——そう調べ始めて「ファクタリング」にたどり着いた方が、この記事を読んでいるのではないでしょうか。

ファクタリング会社は国内に100社以上あります。手数料も1%〜20%超まで幅広く、入金スピードも30分〜数営業日とバラバラです。選択肢が多すぎて、かえって動けなくなるのは当然です。

この記事では、元銀行員の視点で厳選した法人向けファクタリング会社9社を、手数料・入金スピード・審査柔軟性・信頼性の4軸で比較しています。まずは次の質問に答えてみてください。自社に合った1社が見える形で整理しました。

あなたの優先事項はどれですか?——4タイプで読む場所が変わります

ファクタリング会社選びで最も大切なのは「自社が何を最優先するか」を明確にすることです。以下のタイプ別に、記事内の該当セクションへ進むと効率的に比較できます。

タイプA:とにかく今日中に資金が必要→「即日入金TOP5」へ。QuQuMo・ビートレーディング・PMGが最短2時間で入金可能です。

タイプB:手数料をできるだけ抑えたい→「低手数料TOP5」へ。3社間ファクタリングならトップ・マネジメントの0.5%〜、2社間ならQuQuMoの1%〜が業界最安水準です。

タイプC:赤字決算や税金滞納があり審査が不安→「審査柔軟TOP5」へ。アクセルファクターは通過率93.3%を公表しています。

タイプD:上場企業の安心感がほしい→「個社プロフィール」のGMO BtoB早払い・マネーフォワード早期入金をご確認ください。

そもそもファクタリングとは?——銀行融資との違いを30秒で理解

ファクタリングとは、企業が保有する売掛金(まだ入金されていない請求書)をファクタリング会社に売却し、支払期日より前に現金化する資金調達手段です。借入ではないため、貸借対照表の負債が増えません。担保や保証人も原則不要で、審査の中心は「売掛先の信用力」です。

銀行融資との最大の違いはスピードです。銀行融資は審査に2〜3週間、場合によっては1か月以上かかります。一方、ファクタリングは最短30分〜2時間で入金が完了する会社もあります。一方で、手数料は融資の金利(年1〜3%程度)に比べると高めです。売掛金100万円を手数料10%で売却すると受取額は90万円になります。スピードと手数料のバランスを理解したうえで利用することが重要です。

契約形態は大きく2種類あります。「2社間ファクタリング」は利用者とファクタリング会社だけで契約が完結し、売掛先に知られずに利用できます。手数料相場は4%〜12%程度です。「3社間ファクタリング」は売掛先も契約に加わるため手数料が0.5%〜10%と低くなりますが、取引先の了承が必要です。どちらが有利かは状況によって異なります。

法人向けファクタリング会社9社 総合比較表【2026年3月最新】

以下の比較表は、各社公式サイトの情報をもとに2026年3月時点で確認した数値です。手数料は審査内容により変動するため、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。「上限下限なし」は公式サイト上で明記されていないことを意味し、実際の買取額は審査により決定されます。

会社名手数料入金スピード買取可能額取引形態オンライン完結公式サイト
QuQuMo
編集部おすすめ
1%〜14.8%最短2時間上限下限なし2社間公式サイト →
ビートレーディング2社間 4%〜12%
3社間 2%〜9%
最短2時間上限下限なし2社間 / 3社間公式サイト →
日本中小企業金融
サポート機構
1.5%〜10%最短3時間上限下限なし2社間 / 3社間公式サイト →
OLTA2%〜9%最短即日上限下限なし2社間公式サイト →
GMO BtoB 早払い1%〜12%最短2営業日100万円〜1億円2社間公式サイト →
PMG2%〜最短2時間50万円〜2億円2社間 / 3社間公式サイト →
マネーフォワード
早期入金
1%〜10%最短2営業日上限下限なし2社間公式サイト →
トップ・マネジメント2社間 3.5%〜12.5%
3社間 0.5%〜3.5%
最短2時間30万円〜3億円2社間 / 3社間公式サイト →
アクセルファクター2%〜10%最短2時間30万円〜1億円2社間 / 3社間公式サイト →
出典:各社公式サイト(2026年3月確認)

目的別に探す|5つのランキングであなたに合う会社を絞り込む

ここからは「何を最も重視するか」の切り口で、9社をランキング形式で整理しました。手数料・入金スピード・買取可能額・審査柔軟性・オンライン対応の5軸を基準に、筆者の元銀行員としての経験と各社公式情報を総合して順位付けしています。

即日入金ランキング|今日中に資金が必要な法人向け

順位会社名最短入金手数料注目ポイント
1位QuQuMo2時間1%〜14.8%必要書類2点・24時間Web受付で申込から入金までの総所要時間が最短クラス
2位ビートレーディング2時間2%〜12%累計取引社数8.53万社超の実績。ポータルサイトなら最短50分も可能
3位PMG2時間2%〜見積もり提示まで最短20分。土日祝もスタッフ対応あり
4位アクセルファクター2時間2%〜10%審査通過率93.3%。即日入金率50%超を公表
5位トップ・マネジメント2時間0.5%〜12.5%累計4.5万社超の実績。3社間なら手数料0.5%〜

5社いずれも「最短2時間」を掲げていますが、実際の入金時間は書類の準備状況や申込時間帯によって変動します。午前中に書類を揃えて申し込むのがスムーズです。金曜の夕方に申し込むと翌週月曜の入金になるケースもあるため、余裕を持った行動をおすすめします。

低手数料ランキング|コストを最小限にしたい法人向け

順位会社名手数料下限手数料上限注目ポイント
1位トップ・マネジメント(3社間)0.5%3.5%3社間特化で業界最安水準。買取上限3億円
2位QuQuMo1%14.8%2社間で下限1%は業界最安。オンライン完結で諸費用ゼロ
3位マネーフォワード早期入金1%10%東証プライム上場グループ。上限10%で安心
4位GMO BtoB 早払い1%12%GMOグループの信頼性。請求書・注文書両対応
5位OLTA2%9%手数料上限9%は2社間ファクタリングで業界最安水準

手数料を比較するとき、下限だけに目を奪われないでください。実際に適用される手数料は売掛先の信用力や売掛金額によって変動し、上限に近い数字が提示されることもあります。上限が明記されている会社のほうが安心です。OLTAの上限9%、マネーフォワード早期入金の上限10%は、想定外の高額手数料を避けたい法人にとって安心材料になります。

高額対応ランキング|数千万円〜億単位の資金が必要な法人向け

順位会社名買取上限手数料注目ポイント
1位トップ・マネジメント3億円0.5%〜12.5%業界最大級の上限額。2社間・3社間両対応
2位PMG2億円2%〜大型案件に強い。担当者によるサポートが丁寧
3位ビートレーディング上限なし2%〜12%累計買取額1,745億円超。7億円の実績あり
4位日本中小企業金融サポート機構上限なし1.5%〜10%一般社団法人の公的信頼性。2億円の実績あり
5位GMO BtoB 早払い1億円1%〜12%東証プライム上場GMOグループ

オンライン完結ランキング|来店不要で手続きしたい法人向け

順位会社名手数料入金スピード注目ポイント
1位QuQuMo1%〜14.8%最短2時間請求書と通帳の2点だけで完全非対面。CloudSign契約
2位OLTA2%〜9%最短即日クラウドファクタリングのパイオニア。地銀提携多数
3位マネーフォワード早期入金1%〜10%最短2営業日会計ソフト連携で書類準備の手間を大幅削減
4位ビートレーディング2%〜12%最短2時間CloudSignで契約完結。必要書類は2点
5位GMO BtoB 早払い1%〜12%最短2営業日上場グループの信頼性。大口もオンラインで完結

審査柔軟ランキング|赤字決算・税金滞納でも相談できる法人向け

順位会社名手数料入金スピード注目ポイント
1位ビートレーディング2%〜12%最短2時間累計8.53万社超。赤字・債務超過でも対応実績あり
2位アクセルファクター2%〜10%最短2時間審査通過率93.3%を公式に公表。少額30万円から
3位QuQuMo1%〜14.8%最短2時間必要書類わずか2点。対面不要で審査のハードルが低い
4位日本中小企業金融サポート機構1.5%〜10%最短3時間非営利法人ならではの柔軟対応。財務コンサルも実施
5位PMG2%〜最短2時間土日祝もスタッフ対応。経営改善サポートあり

ファクタリングの審査で最も重視されるのは「売掛先の信用力」です。自社が赤字決算であっても、売掛先が上場企業や官公庁など信用力の高い相手であれば通過率は上がります。審査に不安がある場合は、信用力の高い売掛先の請求書を優先して提出するのがコツです。

各社の口コミ・評判をさらに詳しく確認したい方は、以下の個社レビュー記事もご活用ください。

QuQuMoの口コミ・評判を徹底解説
ビートレーディングの口コミ・評判
OLTAの口コミ・評判
アクセルファクターの口コミ・評判
トップ・マネジメントの口コミ・評判

失敗しないファクタリング会社選び|契約前に必ず確認したい5つのチェックリスト

ファクタリングは法律上の登録制度がないため、悪質な業者が紛れ込むリスクがあります。金融庁も注意喚起ページを公開しています。以下の5項目は契約前に必ず確認してください。

1. 手数料の上限が明記されているか——「〇%〜」とだけ記載し上限を隠す会社は要注意です。今回紹介した9社はいずれも手数料レンジを公開しています。

2. 償還請求権(リコース)がないか——売掛先が倒産した場合に利用者が代わりに支払う義務を課す契約は、実質的に貸付と同じです。優良なファクタリング会社はノンリコース(償還請求権なし)が原則です。

3. 契約書が交付されるか——契約書なしで取引を進める会社は避けてください。電子契約でも、CloudSignやGMOサインなど信頼性のあるプラットフォームを使用しているかを確認しましょう。

4. 運営会社情報が公開されているか——所在地・代表者名・設立年・資本金が公式サイトに明記されていることは最低条件です。法人番号で国税庁の法人番号検索サイトを確認するのも有効です。

5. 債権譲渡登記の取り扱いが明確か——2社間ファクタリングでは債権譲渡登記を求められる場合があります。登記情報は第三者が閲覧できるため、取引先にバレたくない場合は「登記不要」の会社を選びましょう。QuQuMoやOLTAは原則登記不要です。

9社の詳細プロフィール|強み・弱み・向いている法人タイプ

ここからは、比較表に掲載した9社の詳細を個別に解説します。運営会社の実績、メリット・デメリット、どんな法人に向いているかを整理しました。

QuQuMo(ククモ)——手数料1%〜・書類2点で完全オンライン完結

QuQuMoは株式会社アクティブサポートが運営するオンライン完結型ファクタリングです。手数料下限1%は2社間ファクタリングで業界最安水準。必要書類は請求書と通帳コピーの2点のみで、CloudSignによる電子契約に対応しています。24時間Webから申込可能で、最短2時間の入金実績があります。

2社間専門のため取引先への通知は不要です。買取金額に上限・下限の設定がなく、少額から大口まで柔軟に対応できます。債権譲渡登記も原則不要です。

一方で注意点もあります。手数料上限14.8%はやや幅が広く、少額・初回利用の場合は上限に近い手数料が提示される可能性があります。3社間ファクタリングには非対応で、電話サポートの対応時間が平日10:00〜17:00と限られています。

向いている法人は、とにかくコストを抑えたい方、オンラインで完結させたい方、取引先に知られたくない方です。当サイトの詳しいレビューはこちらをご覧ください。

運営会社株式会社アクティブサポート
手数料1%〜14.8%
入金スピード最短2時間
買取可能額上限・下限なし
必要書類請求書・通帳コピー(WEB明細可)
営業時間平日 10:00〜17:00(オンライン申込は24時間)
出典:QuQuMo公式サイト(2026年3月確認)

ビートレーディング——累計買取額1,745億円超・取引8.53万社の業界最大手

ビートレーディングは2012年創業のファクタリング専門会社で、累計取引社数8.53万社・累計買取額1,745億円(2025年12月時点)と圧倒的な実績を持っています。2社間・3社間の両方に対応し、注文書ファクタリング(将来債権の買取)も取り扱っています。申込から最短2時間で入金が完了し、2024年に開設されたポータルサイト経由なら最短50分での実績もあります。

審査の柔軟性が高く、赤字決算・債務超過・創業間もない法人でも、売掛先の信用力が一定水準以上であれば対応可能です。必要書類は請求書と通帳の2点で、CloudSignによる電子契約に対応しています。東京、仙台、大阪、名古屋、福岡に拠点があり、対面を希望する場合にも応じてもらえます。

デメリットとしては、2社間の手数料上限12%がやや高めです(3社間なら2%〜9%で利用可能)。人気が高い分、繁忙期には審査に通常より時間がかかることがある点も覚えておきましょう。

向いている法人は、初めてファクタリングを利用する方、実績と信頼性を重視したい方、2社間・3社間で迷っている方です。当サイトの詳しいレビューはこちらをご覧ください。

運営会社株式会社ビートレーディング
手数料2社間:4%〜12% / 3社間:2%〜9%
入金スピード最短2時間(ポータルサイト経由は最短50分)
買取可能額上限・下限なし(実績:3万円〜7億円)
必要書類売掛金の証拠書類・入出金の通帳(WEB明細可)
営業時間平日 9:30〜18:00(オンライン申込は24時間)
累計実績取引社数8.53万社超・買取額1,745億円超(2025年12月時点)
出典:ビートレーディング公式サイト(2026年3月確認)

日本中小企業金融サポート機構——非営利法人の信頼性と財務コンサル

一般社団法人 日本中小企業金融サポート機構は、非営利法人が運営するファクタリングサービスです。経営革新等支援機関として認定されており、ファクタリングだけでなく財務コンサルティングや補助金・助成金の申請支援も行っています。手数料1.5%〜10%は業界でもトップクラスの低水準で、買取額に上限・下限の制限がありません。オンライン特化型の「FACTOR⁺U」なら最短40分での入金も可能です。

「資金繰りの根本的な改善をしたい」という法人にとっては、単発の資金調達を超えた長期的な支援が期待できます。一方で、入金スピードは通常最短3時間と、QuQuMoやビートレーディングの2時間に比べるとやや遅め。民間大手と比べると知名度がやや低い点もあります。

向いている法人は、公的な信頼性を重視する方、経営改善まで含めた相談をしたい方です。当サイトの詳しいレビューはこちらをご覧ください。

運営一般社団法人 日本中小企業金融サポート機構
手数料1.5%〜10%
入金スピード最短3時間(FACTOR⁺Uは最短40分)
買取可能額上限・下限なし(1万円〜2億円の実績あり)
必要書類請求書・通帳コピー(最小2点)
その他財務コンサルティング・補助金/助成金申請支援
出典:日本中小企業金融サポート機構公式サイト(2026年3月確認)

OLTA——手数料上限9%の明瞭さと銀行提携の安心感

OLTAは「クラウドファクタリング」というカテゴリーを国内に定着させたパイオニアです。手数料2%〜9%と上限が明確に設定されており、「思ったより高い手数料を請求された」という不安がありません。AI審査により最短即日で入金可能。2社間専門で取引先への通知は不要です。

多数の地方銀行・信用金庫と提携しており、金融機関経由で紹介されるケースも増えています。一方、3社間には非対応で、入金スピードは「最短即日」と具体的な時間の明示がない点は人によっては物足りなく感じるかもしれません。

向いている法人は、手数料上限を重視する方、銀行提携の安心感を求める方です。当サイトの詳しいレビューはこちらをご覧ください。

運営会社OLTA株式会社
手数料2%〜9%
入金スピード最短即日
買取可能額上限・下限なし
必要書類請求書・入出金明細・決算書
特徴クラウドファクタリングのパイオニア。地銀・信金と多数提携
出典:OLTA公式サイト(2026年3月確認)

GMO BtoB 早払い——東証プライム上場グループの信頼と低手数料

GMO BtoB 早払いは、東証プライム上場のGMOペイメントゲートウェイが提供するサービスです。請求書買取(手数料1%〜10%)と注文書買取(手数料2%〜12%)の2メニューがあり、大手上場企業グループならではのコンプライアンス体制が強みです。買取上限は1億円で、中堅以上の法人にも対応できます。

入金スピードは最短2営業日と即日対応の会社に比べるとやや遅めですが、「安心・低コスト・継続利用」を重視する法人には適しています。買取下限が100万円に設定されているため、少額案件には不向きです。税金・社会保険の滞納がある場合は利用できないケースもあります。

運営会社GMOペイメントゲートウェイ株式会社(東証プライム)
手数料請求書買取 1%〜10%、注文書買取 2%〜12%
入金スピード最短2営業日
買取可能額100万円〜1億円
必要書類請求書(または注文書)・通帳コピー・決算書等
特徴東証プライム上場グループ。オンライン完結
出典:GMO BtoB 早払い公式サイト(2026年3月確認)

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PMG——高額案件に強く土日祝もスタッフ対応

PMGは50万円〜2億円の幅広い買取レンジに対応するファクタリング会社です。手数料は2%〜と業界最低水準を標榜しており、最短20分で見積もりが提示されます。法人の資金繰り改善を長期的に支援する姿勢が特徴で、ファクタリング以外の経営コンサルティングも提供しています。

土日祝日もスタッフが対応しているため、週末に急な資金ニーズが発生した場合に頼りになります。ただし手数料の上限が明記されていない点、対面を推奨されるケースがある点は事前に確認しておきましょう。

運営会社ピーエムジー株式会社
手数料2%〜(上限非公開)
入金スピード最短2時間
買取可能額50万円〜2億円
必要書類請求書・通帳コピー・決算書・本人確認書類
特徴土日祝日対応。経営コンサルティングも提供
出典:PMG公式サイト(2026年3月確認)

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マネーフォワード早期入金——会計ソフト連携で経理の手間を削減

マネーフォワード早期入金は、東証プライム上場のマネーフォワードグループが運営する法人専用ファクタリングです。手数料1%〜10%で、AI仮審査によりスピーディーに結果が通知されます。マネーフォワード クラウドとの連携が強みで、既にクラウド会計を導入している法人なら書類準備の工数を大幅に削減できます。

入金スピードは最短2営業日と即日対応ではありませんが、毎月定期的に利用するなら安定感があります。個人事業主は対象外、3社間には非対応です。

運営会社株式会社マネーフォワードケッサイ(東証プライム)
手数料1%〜10%
入金スピード最短2営業日
買取可能額上限・下限なし
必要書類請求書・入出金明細・決算書
特徴法人専用。マネーフォワード クラウド連携。AI仮審査
出典:マネーフォワード早期入金公式サイト(2026年3月確認)

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トップ・マネジメント——3社間0.5%〜と買取上限3億円の老舗

トップ・マネジメントは累計45,000社以上の取引実績を持つ老舗です。3社間ファクタリングの手数料0.5%〜3.5%は業界最安で、取引先の了承を得られる法人にとっては破格のコストで利用できます。2社間でも3.5%〜12.5%と上限が明記されている誠実さも評価ポイントです。

買取上限3億円は9社中トップ。「電ふぁく」というオンライン特化プランでは手数料1.8%〜8.0%で利用でき、通常の2社間よりもコストを抑えられます。将来債権(注文書・受注書)の買取にも対応しています。

デメリットとしては、3社間は取引先への通知が必須である点、初回は対面を求められる場合がある点です。

運営会社株式会社トップ・マネジメント
手数料2社間 3.5%〜12.5% / 3社間 0.5%〜3.5% / 電ふぁく 1.8%〜8.0%
入金スピード最短2時間
買取可能額30万円〜3億円
必要書類請求書・入出金明細・決算書・本人確認書類
特徴累計4.5万社超。将来債権(注文書)買取対応
出典:トップ・マネジメント公式サイト(2026年3月確認)

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アクセルファクター——審査通過率93.3%・段階制手数料で少額にも対応

アクセルファクターは審査通過率93.3%を公式に公表しているファクタリング会社です。手数料は売掛債権額に応じた段階制で、100万円以下は10%〜、101万〜500万円は5%〜、501万〜1,000万円は2%〜となっています。「原則即日入金」を経営方針に掲げ、5割以上の利用者が申込日に入金を受けています。

少額案件(30万円〜)にも対応しており、「まずは小さく試してみたい」という法人にも適しています。業界初の「早期申込割引」も導入しており、入金希望日までの日数が長いほど手数料が下がる仕組みです。2社間・3社間の両方に対応しています。

注意点としては、100万円以下の少額案件は手数料10%〜とやや高めです。また手数料の上限が明記されていないため、事前に見積もりを取って確認する必要があります。

運営会社株式会社アクセルファクター
手数料〜100万円:10%〜 / 101〜500万円:5%〜 / 501〜1,000万円:2%〜
入金スピード最短2時間(即日入金率50%超)
買取可能額30万円〜1億円
必要書類請求書・通帳コピー・本人確認書類
特徴審査通過率93.3%。早期申込割引あり
出典:アクセルファクター公式サイト(2026年3月確認)

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申込から入金まで何時間かかる?——ファクタリング利用の流れを時系列で解説

「最短2時間」と聞いても、実際の体感時間は想像しにくいものです。ここではオンライン完結型(QuQuMoを例に)の一般的な流れを時系列で紹介します。

9:00 Webフォームから申込——会社名・連絡先・希望金額を入力します。所要時間は約5分です。

9:10 書類アップロード——請求書と通帳コピー(WEB明細のスクリーンショットでも可)をアップロードします。初回利用の場合は本人確認書類も求められることがあります。

9:30 審査開始——ファクタリング会社が売掛先の信用力や請求書の整合性を確認します。QuQuMoの場合、審査時間は最短30分です。

10:00 審査結果・手数料の通知——メールまたは電話で、買取金額と手数料が提示されます。納得できない場合は辞退も可能です。

10:15 電子契約の締結——CloudSignで契約書に署名します。スマートフォンからでも完了可能です。

10:30〜11:00 入金確認——指定の銀行口座に振込が実行されます。振込先銀行の処理時間によって前後しますが、午前中に入金が確認できるケースが多いです。

実際には書類の不備や追加質問がある場合、数時間〜半日程度伸びることがあります。午前中の早い時間に、不備のない書類を揃えて申し込むのがスムーズに進めるコツです。

ファクタリング手数料の会計処理——全額経費計上できる

ファクタリング手数料は「売上債権売却損」として、全額を経費(損金)に計上できます。消費税は非課税取引に該当するため、課税対象にはなりません。仕訳の例を確認しておきましょう。

売掛金100万円を手数料5%(5万円)でファクタリングした場合の仕訳は、以下のとおりです。売却時に「普通預金 950,000円 / 売掛金 1,000,000円」「売上債権売却損 50,000円 / 」と処理します。確定申告や決算書作成の際は、顧問税理士に確認するのが安全です。

ファクタリングに関してよくある質問

Q. ファクタリングは違法ではないのですか?

A. ファクタリングは民法上の債権譲渡契約に基づく合法的な取引です。経済産業省も中小企業の資金調達手段として推進しています。ただし、償還請求権付きの契約や法外な手数料を課す業者は実質的な貸金業に該当する可能性があり、金融庁が注意喚起しています。本記事で紹介した9社はいずれも運営実績・手数料の透明性を確認したうえで掲載しています。

Q. 個人事業主やフリーランスでも利用できますか?

A. 本記事で紹介した9社のうち、GMO BtoB 早払い・マネーフォワード早期入金を除く7社は個人事業主にも対応しています。少額(1万円〜)から利用できるフリーランス向けサービスとしてはラボルペイトナーファクタリングもあります。詳しくは個人事業主向けファクタリング完全ガイドをご覧ください。

Q. 2社間と3社間、どちらを選ぶべきですか?

A. 取引先にファクタリング利用を知られたくない場合は2社間を選んでください。手数料を最小限に抑えたい、かつ取引先の了承を得られるなら3社間が有利です。トップ・マネジメントの3社間は0.5%〜3.5%で利用でき、2社間の相場(4%〜12%)と比べて大幅にコストを抑えられます。

Q. ファクタリングの審査に落ちることはありますか?

A. 売掛先の信用力が低い場合(個人相手の売掛金、設立間もない会社への請求書など)は審査に落ちることがあります。また、請求書の真正性に疑義がある場合も同様です。審査に通りやすくするコツは、信用力の高い売掛先の請求書を選ぶこと、支払期日が近い債権を提出すること、過去の取引実績を証明できる書類を添えることです。詳しくはファクタリング審査に落ちる15の理由と通過率を上げる10の対策をご覧ください。

Q. 銀行融資とファクタリング、どちらが有利ですか?

A. 一概には言えませんが、目安として整理すると、銀行融資は金利が年1〜3%程度と低コストで大口資金に向いていますが、審査に2〜3週間かかります。ファクタリングは手数料1%〜15%とコスト面では不利ですが、最短即日で資金化でき、信用情報に影響しません。「時間がない」「銀行に断られた」場合にファクタリングが選択肢になります。両方を併用し、緊急時はファクタリング、中長期は銀行融資という使い分けが実務的です。

Q. 土日や祝日でもファクタリングは利用できますか?

A. 多くのファクタリング会社は平日のみ営業ですが、PMGは土日祝もスタッフ対応しています。また、ラボルは24時間365日入金対応を謳っており、JBLファクタリングも365日即日対応に対応しています。金曜夕方に申し込むと翌週月曜の入金になるケースが多いため、週末に資金が必要な場合は土日対応の会社を選ぶか、木曜日までに申し込むのが安全です。

まとめ|迷ったらまず見積もりを取ることから始めよう

ファクタリング会社選びで最も重要なのは、自社の優先事項を明確にすることです。スピード重視ならQuQuMo・ビートレーディング、コスト重視ならトップ・マネジメント(3社間)やOLTA、審査に不安があればアクセルファクターやビートレーディングが候補になります。

どの会社も見積もりは無料です。手数料は売掛先の信用力や金額によって変動するため、実際に見積もりを取らなければ正確な比較はできません。2〜3社に同時に見積もり依頼を出し、条件を比較したうえで申込先を決めるのが、元銀行員の私がおすすめする最も確実な方法です。

資金繰りの問題は、放置するほど選択肢が狭まります。この記事を読み終えた今日、まずは1社だけでも見積もりを取ってみてください。それが、資金繰りの不安を解消する第一歩になります。

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執筆:八木 健介(元都市銀行法人営業 / 資金繰りナビ運営 / ファイナンシャルプランナー)